ハウスメイトは全国に約22万戸の賃貸物件を自社管理している不動産会社です。
店舗数は約100店舗あり、2020年の賃貸仲介件数は約7万件で全国4位となっています。
そんなハウスメイトでお部屋探しをご検討されている方も多くいらっしゃるでしょう。
そしてこれからお部屋探しをされる方が最も気になることは「初期費用」ではないでしょうか?
そこで今回は賃貸不動産会社に勤める筆者が、ハウスメイトの初期費用について詳しく解説をしていきます。
- ハウスメイトの初期費用はいくら?
- 初期費用で発生する費用は?
- ハウスメイトの仲介手数料は高い?
- 初期費用を少しでも安くしたい…
- 初期費用の分割払いはできる?クレジットカード払い可能?
など…ハウスメイトの初期費用におけるさまざまな疑問や不安を解決していきます。
この記事をお読みいただくことでハウスメイトの初期費用についてしっかり理解することができますよ。
ハウスメイトの初期費用はいくら?
ハウスメイトの初期費用はいくらくらい掛かるのか。
気になる方も多いと思います。
ハウスメイトの初期費用の相場は、
家賃の5ヶ月~6ヶ月分
となります。
その他の不動産会社の初期費用の相場は家賃の5ヶ月~6ヶ月分となりますので、ハウスメイトの初期費用はおおよそ相場どおりと言えます。
ハウスメイトの初期費用で発生する費用
続いてハウスメイトの初期費用で発生する費用を解説していきます。
ハウスメイトの初期費用で発生する費用は下記のとおりです。
- 敷金
- ハウスクリーニング代(敷金がない場合)
- 礼金
- 仲介手数料
- 前家賃
- 家賃保証会社費用
- 火災保険
- 鍵交換費用
- 室内消毒代
各初期費用の意味合いは下記のようになります。
敷金 | 貸主へ預けるお金で家賃の担保や退去費用に充てられる。 |
---|---|
ハウスクリーニング代 | 退去の際に発生する最低限のクリーニング代を前払いする。敷金がない物件に発生。 |
礼金 | 貸主へ物件を借りるお礼金。入居者にとっては無駄な費用。 |
仲介手数料 | 仲介不動産会社に支払う賃貸契約手数料。 |
前家賃 | 入居月の日割り家賃と翌月分の家賃を支払うのが一般的。 |
家賃保証会社費用 | 家賃を保証する会社へ加入するための費用。 |
火災保険 | 家財・火災に対する保険加入料。 |
鍵交換費用 | 入居前に鍵交換するための費用。 |
室内消毒代 | 入居前に行う害虫駆除や・除菌などの消毒施工費 |
ハウスメイトの初期費用で発生する費用はその他の不動産会社と大きく変わりありません。
敷金がない物件の場合、最低限のクリーニング費用は前払いする形となります。
ハウスクリーニング代は5万円前後となりますので、敷金がない物件だったとしてもあまり初期費用は安くなりません。
礼金がない物件の場合は、そのまま礼金がない分初期費用を安くすることができます。
礼金がない物件を選択することで、ハウスメイトの初期費用を抑えることができるでしょう。
ハウスメイトの仲介手数料は高い?
初期費用の項目の中でも気になる方が多いのが「仲介手数料」です。
ハウスメイトの仲介手数料は原則として賃料の1ヶ月分+税となります。
多くの不動産会社が賃料の1ヶ月分+税の仲介手数料としていますので、ハウスメイトの仲介手数料だけ高いということはありません。
ただ、仲介手数料を賃料0.5ヶ月分+税とする不動産会社もいくつかございますので、そのような不動産会社と比較するとハウスメイトの仲介手数料は高いと言えます。
また、仲介手数料が安い不動産屋に関しては筆者別サイトにて7社ご紹介していますので、よろしければ参考にご覧ください。
ハウスメイト管理物件からハウスメイト管理物件への住み替えで仲介手数料無料
ハウスメイトはハウスメイト管理物件に入居されている方限定で、
ハウスメイト管理物件への住み替えで仲介手数料無料
のサービスを行っています。
現在ハウスメイトの管理物件にお住いの方は、次の物件もハウスメイトの管理物件を選択することで仲介手数料無料で入居することが可能です。
ハウスメイトの初期費用を実際に計算
実際にハウスメイトの初期費用を計算してみました。
★賃料60,000円・共益費3,000円・敷金1ヶ月・礼金1ヶ月・10月15日契約開始の場合
敷金 | 60,000円 |
---|---|
礼金 | 60,000円 |
賃料(10月分日割) | 30,968円 |
賃料(11月分) | 60,000円 |
共益費(10月分日割) | 1,548円 |
共益費(11月分) | 3,000円 |
仲介手数料 | 66,000円 |
家賃保証会社費用 | 63,000円 |
火災保険 | 770円(月額) |
鍵交換費用 | 20,000円前後 |
室内消毒代 | 14,300円 |
合計 | 376,586円 |
上記の例の場合、初期費用はおおよそ家賃の6ヶ月分の金額となりました。
上記の例では礼金1ヶ月や日割り家賃を想定して作成しましたので、礼金がない物件や日割り家賃が発生しなければもう少し初期費用を抑えることができます。
また、ハウスメイトの初期費用の中で相場よりも高い項目となるのが「家賃保証会社費用」です。
その他の不動産会社の家賃保証会社費用は総賃料の0.5ヶ月分が相場となりますが、ハウスメイトの家賃保証会社費用は総賃料の1ヶ月分となる物件が多いです。
ただ、ハウスメイトは初期費用割引キャンペーンを行っている物件もありますので、そのような物件を狙うことで初期費用を抑えることができます。
ハウスメイトの初期費用を安くする方法
「初期費用を少しでも安くしたいな…」
初期費用は安いに越したことはないですよね。
初期費用を安くするには上記でご説明したように初期費用割引キャンペーン物件を狙う手もありますが、初期費用の割引交渉を行うという方法もあります。
そして初期費用の割引交渉で最も交渉しやすい初期費用の項目は礼金です。
礼金は貸主(オーナー)に物件を借りるお礼金となる費用で、入居者にとっては完全に無駄な費用となります。
賃貸契約を結ぶうえでも不要な費用ですので、上手に礼金交渉を持ちかけられれば礼金を割引してもらえるケースもあります。
礼金が付いている物件に関してはぜひ礼金交渉を持ち掛けてみましょう。
また、礼金の交渉に関しては筆者の別サイト記事にて詳しく解説をしていますので、よろしければ参考にご覧ください。
ハウスメイトの初期費用は分割払いできる?クレジットカード払い可能?
ハウスメイトの初期費用は決して安くはありません。
「初期費用を分割で支払いたい…」
「クレジットカードで支払いたい…」
という希望をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。
しかしハウスメイトは原則、初期費用を分割で支払ったりクレジットカードで支払うことはできません。
また、毎月の家賃においてもクレジットカード払いは不可となります。
初期費用を分割払いしたい人にはスムーズがおすすめ
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また、高い賃貸契約の初期費用を分割払いしたい人には「スムーズ」がおすすめです。
スムーズは「6回・12回・24回払い」で賃貸契約の初期費用を分割できるサービスとなっています。
つまりスムーズなら初期費用0円で契約が可能ということですね。
さらに、6回払いは手数料無料でご利用できますので、
「分割払いにしたいけど手数料は払いたくない…」
このような人にもおすすめです。
ご利用は無料のLINE登録から可能となっていますので、まずは下記より公式サイトをご覧になってみてください。
ハウスメイトの入居審査について
これからハウスメイトの物件へ入居を検討されている方にとって、初期費用以外にも入居審査に疑問や不安を抱いている方も多いと思います。
ハウスメイトの入居審査は「オリコンフォレントインシュア」や「全保連」という保証会社を利用して審査を行います。
それぞれ比較的審査が厳しめの家賃保証会社と言えますので、ハウスメイトの入居審査は少し厳しめとなります。
とは言っても、しっかりと家賃を支払える証明ができる方であれば入居審査に落ちてしまうケースは多くありません。
あまり過度に入居審査に不安になる必要はないでしょう。
また、さらに詳しいハウスメイトの入居審査に関しては筆者の別サイト記事で解説をしています。
ハウスメイトの物件へ入居をご検討されている方はぜひ参考にご覧ください。
まとめ
今回はハウスメイトの初期費用について詳しく解説をいたしました。
ハウスメイトの初期費用はおおよそ相場どおりの金額と言えます。
キャンペーン物件を狙ったり、うまく初期費用の交渉を持ち掛けることでハウスメイトの初期費用を少しでも安くすることができるでしょう。
ぜひ当記事を参考にハウスメイトでのお部屋探しをご検討いただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたがより良いお引越しができることを祈っています。